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大きな病気をもたらす

一軒家

優れた特性を持つアスベストとは

アスベストは俗に「石綿」と呼ばれるもので、直径が0.02〜0.35μmと非常に細い繊維からなった天然の鉱物の一つである。種類には、クリソタイル、クロシドライト、アモサイト、アンソフィライト石綿、トレモライト石綿、アクチノライト石綿がある。これらアスベストは価格が安く、また耐熱性、耐久性、耐薬品性、電気絶縁性が優れているという特性を持っていることから、1970年代カナダなどから大量に輸入され、各種電気製品の部品や建築資材に数多く使用されるようになった。しかし、前述したようにアスベストが極めて細かい繊維であることから、簡単に空気中に飛散し、人は鼻や口から吹いこんで体内に侵入させてしまう。体内に侵入したアスベストは肺の中に滞留し、それが原因で肺がんや中皮腫を引き起こすことが後に判明して社会的な大問題となった。

潜伏期間が長い為急増している患者数

アスベストが健康に与える被害が大きく、肺がんや中皮腫の発症に関係があると考えられた時から様々な対策はとられてきた。1975年には建築業などでの石綿吹き付け作業は禁止され、1995年にはアモサイト、クロシドライトの製造が禁止された。その後、ほとんどの石綿製品に使用されてきたクリソタイルも2004年には製造禁止となり、これで特別な例外を除いては、全てのアスベストを含有する製品は製造が禁止になったのである。しかし、アスベストは体内に侵入してから肺がんや中皮腫の病気が発症するまでの期間、即ち潜伏期間が非常に長いことから近年患者数が一気に増えて、それがニュースでも頻繁に報道されるようになった。患者数は、使用されてきた用途から建築業や製造業で働く労働者が圧倒的に多く、その為、これら健康被害にあった労働者を救済すべく支援制度が2つ設けられている。一つは労働者災害補償保険制度で、申請し認可されれば保証が受けられる。あと一つは石綿健康被害救済制度で、給付金が支給されることになっている。